仙川の駅から歩いて1分。京王線の線路沿い新しくできた整骨院の奥にある『石はら』です。

ここは蕎麦屋さんではあるのですが、厳選された素材と腕のある一品料理もあり、ゆっくり食事もできます。

ここも仙川の商店街にある『美ら風』と同じく、ビールはサントリーの超達人店です。

蕎麦はあっさりとコシがあります

蕎麦は固めですね。程よい湯で加減で弾力があります。

つゆは濃いめで冷やしはある程度食べていてもスルスル胃の中に納まります。

あつあつの蕎麦湯も出してくれるので最後はつゆを蕎麦湯で割って飲むとホッとします。

また特徴的なのですが、蕎麦湯がすごくドロドロしているのが他の蕎麦屋さんとは違うポイントです。栄養たっぷりの蕎麦粉のエキスが出ていると考えるととろ～りとしたつゆでも許せるなと思いました。

鴨南蛮そばは非常にあっさりとしたダシに仕上がっていてほんのりゆずの香りが漂います。かも肉と大ぶりのネギ、かもつくね。

 

これは少し好みが分かれるかもしれません。

こちらはシンプルにかけそばに玉子がかかった淡白であっさりな味付けに仕上がったかけそばです。

何度か足を運んで色々な種類の蕎麦を食べてみましたが、石はらの蕎麦はせいろ（冷やし蕎麦）が一番おすすめ出来ると感じました。せいろだと蕎麦そのものの香りや歯ごたえを楽しむことが出来ます。

和食の一品メニューも豊富な蕎麦屋さん

蕎麦だけと侮るなかれ。石はらは蕎麦以外の和食メニュー、おつまみメニューも豊富です。

蕎麦だけじゃなくて飲むにも断然よいですね。普通の居酒屋さんに負けないぐらい一品メニューも多く、蕎麦目当てではないお客さんも多いです。また、お酒は焼酎も日本酒もあります。

この日のビールのお通しとして出てくるのはトマトのふろふきでした。

珍しいですよね。ふろふき大根はよくありますが、トマトは程よい酸味があり、和風だしであっさりと似てあります。

添え付けのゆず胡椒がほどよいアクセントでビールにも合います。

お蕎麦屋さんですが、しっかりと厳選された季節のお刺身も食べられます。この日は鯖とアジのお刺身でした。

和食ではさっぱりの代表料理ですね。とろろがかかっています。

夏限定になるかと思いますが、都内ではなかなか食べられない生しらすもあります。

ここ石はらに来たら食べてほしい「合鴨のあぶり」。ミディアムにあぶってあり、多少の弾力がありますが、噛んでいくうちにカモのうま味が滲み出てきます。

3枚バージョンと5枚バージョンがあります。

店員さんに「ビールに合うおつまみください」と言ったらこれをおすすめされました。

箸でも切れるぐらい柔らかく煮てあるチャーシューです。少し味が濃いめですが、炙った香りも口の中に広がります。甘みは抑えめです。

会席料理などの日本料理だとド定番となる銀ダラの西京焼き。大根おろしとイクラが良い仕事してくれます♪ジューシーで美味しいです。

蕎麦屋さんといったら天ぷらですよね。衣が薄めでサクサクです。

そして特に穴子は江戸前の穴子を使用しておりふわふわで絶品。天つゆの他に蕎麦塩もついてきます。

蕎麦屋さんの天ぷらは本当に衣や揚げ具合が絶妙ですよね。これもぜひ来店したら食べてほしいです。

天ぷらを食べたのに天ぷらが美味しくて思わず野菜天丼を頼んでしまいました。

きのこのかき揚げ、かぼちゃ、ぴーまん、レンコン、サツマイモ、にんじん。

野菜だけでもかなりボリュームがあります。ゆっくり時間をかけて食べても衣がべたつかずサクサクのままなのはさすがの一言です。

あっさりとしたダシと玉子でとじられた弾力のある鶏肉が良いですね。上にかかっているあおさ海苔が良い仕事をしてくれます。

基本的に調理の味付けがかけそばと同様で優しい味に仕上がっているのでさっぱりと食事をしたい方にはすごくおすすめです(^^)

逆に酒飲みで濃い目の味が欲しい方は少し物足りないと感じるかもしれません。

昼でも夜でも一人で来店できる

4名用の大き目のテーブルが8席ありますが、カウンターも8席用意してあり、夜でも女性一人で来店している方もいました。

なので、蕎麦だけ食べるのもよし、カップルや団体でお酒飲みに来るのもありです。

何度か来店した際に夜もお客さんは結構はいっているのでもしも夜に団体で宴会をしようと考えているなら事前に予約を行っておいた方が確実です。

「石はら」は仙川だけではなく、学芸大学や世田谷にもあります。現時点では3店舗だけのようです。

料理も蕎麦もクオリティが高く、食べログなどの口コミの評判も良いのでぜひ行ってみてください。

店名	蕎麦　石はら 公式HP
営業時間	ランチ 11:30～15:00(L.O.14:30) ディナー 17:00～22:30(L.O.22:00)
TEL	03-5313-9330
予約	食べログでチェック